六曜カレンダーというイノベーション

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 カレンダーって通常日~土の曜日(七曜)毎に数字が並んでいますよね。それは恐らく、その日が何曜日なのか、というのがいちばん暮らしに影響するからでしょう。例えば土曜や日曜ならゆっくり寝ていよう、とか、火曜だから火サスみよう、とか。

 でもすべてのカレンダーが曜日毎じゃなくてもいいんじゃないか、とも思うわけです。確かに便利だけど、必ずしも全部が全部そうじゃなくても、と。ではなに毎がいいのか。ここはひとつ、六曜毎というのはどうでしょうか。

 六曜というのは、大安とか仏滅とかいうアレですが、いままでカレンダーのおまけの情報として書かれていた六曜を、一気に主役にしてみてはどうかと思うわけです。土日を楽しみに過ごすのではなく、大安を楽しみに過ごす一週間。しかも一週間が6日しかないので、どんどん過ぎていきます。これを使えば自分のメンタリティがいままでいかに「曜日」というものに縛られていたかということに気付かされます。「曜日」からの自由、「曜日」からの開放。

 実際に、定年後会社に行かなくなったら、曜日の重要性は減少するのじゃないでしょうか。また、冠婚葬祭業界でも役立つかもしれません(もうあったりして)。

 ちなみにこの六曜カレンダー、3月だと19日と20日の間に飛びがありますが、これは旧暦での1日の六曜が固定されているためのようです(旧暦1,7月の1日は先勝、2,8月は友引、3,9月は先負、4,10月は仏滅、5,11月は大安、6,12月は赤口)。3月20日は旧暦では2月1日であるため、強制的に友引になり、次の日以降はまたここから始まると。これにより、今週4日しかなくてラッキー、とか、なんだよ今週大安飛んじゃうのかよ、みたいなわくわくイベントもうまれます。

 このように、新たな自分に気付かされる六曜カレンダー、ご家庭にお一ついかがでしょうか。