野党の反発も省みず韓国軍を救ったら、あっさり手のひらを返されたでござるの巻

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陸自弾薬、韓国軍に提供 南スーダン、PKOで初(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312230201.html


 陸自が、南スーダンで弾薬不足に陥った韓国軍を救うため、「武器輸出三原則」に抵触しつつ弾薬を提供したと。
 そもそも戦場でタマを貸してあげることを「輸出」というのか、など疑問はいろいろあれど、このタマを貸してあげなかったらこの人たちは死ぬかも、と思うとなかなか拒みにくいですよね。人としてというか。
 が、当然野党の皆さんは反発します。


日本 他国軍に初の武器提供、野党から反発相次ぐ(TBS)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2088094.html

> 「国家安全保障会議(NSC)ができたからといって軽率で拙速すぎる」「戦後日本で初のケースなので、慎重に対応すべきだった。持ち回り閣議ではなく、臨時閣議などを開いて本当に緊急性があるか議論すべきだった」(民主党 北沢元防衛相)
> 「積極的平和主義への名に基づく、自衛隊の海外派兵。海外で戦争できる国家作りへの大きな一歩を踏み出したもので絶対に許されない」(共産党 市田書記局長
> 「日本は明らかに右傾化しており、国民や国会がチェックできずに歯止めがかからなくなるのではないか」(生活の党 鈴木幹事長)
> 「文民統制が形骸化する」(社民党 吉田党首)


 野党の皆さんは比較的親韓的傾向が強い気がしますが、原則があるのだから韓国軍とはいえそう気軽に救うべきではなかった、ということみたいですね。
 そんな反発が想定されつつも弾薬を提供された韓国は、さすがに感謝してくれるのかと思いきや。


「銃弾不足していない」と韓国、批判に配慮か 「予備量確保で借りただけ」(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131224/kor13122412480002-n1.htm

> 韓国国防省報道官は24日、「予備量を確保するため臨時で借りたものだ。(銃弾は)不足していない」と語った。


 ええええええ。
 予備がないって、それは不足っていうんじゃないのおおおお。
 さて次にもう一回貸してくれって話になったらどうするんでしょうね、これ。