DIAMONDハーバードビジネスレビューの記事の初出がなんだか古い

 先日も「DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー」の2014年2月号について書きましたが(→ http://www1.hatenablog.com/entry/2014/01/16/102103 )、実際に読んでみて、なんか記事が古いなあと。(日本語版の)「DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー」は、本家(英語版の)"Harbard Business Review" からの翻訳記事が多いみたいなのですが、最新の経営についての記事が読めるかと思うとそうでもなさそうなのです。

 

 15本の記事について初出を調べてみると、こんなカンジでした。一番多かったのは2013年前半(6本)。2012年の記事もそれなりにあります(4本)。翻訳にすごく時間がかかる、ということじゃなくて、たまたま日本向けの独自の特集に合わせて過去の記事を翻訳しているからだと思うんだけど、でもなかなか2012年に書かれた記事が最新号に載っている雑誌というのもなかなかないですよね。

 

【集計】

書下ろし■■■

2014前半

2013後半■■

2013前半■■■■■■

2012後半■■

2012前半■■

 

【記事一覧】

書下ろし「世の中が納得する価値を生む」

2013/5「3人の専門家と1台のコンピュータが最も正しく予測する」

2013/1-2「4PモデルをB2B市場で再構築する」

2013/4「イノベーションが生み出すリスクは管理できるか」

 

□特集:日本企業は新興国市場で勝てるか

2012/5「新興国市場:日本企業の戦い方」

書下ろし「新たなライバルは新興国企業」

書下ろし「日本の成功パターンは世界に通用する」

2012/10「新興国のグローバル企業に学べ」

2012/6「BOP市場の新たなビジネスモデル」

2013/5「アラブの消費者を理解せよ」

2012/12「現地主義か、グローバル統合か」

2013/6「ロレアル流グローバル・チームのつくり方」

 

2013/9「トライセクター・リーダー:社会問題を解決する新たなキャリア」

2013/11「楽天は『おもてなし』をeコマースで実現する」

2013/5「グローバル・エリートへの道」

 

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DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 2014年2月号 目次

http://www.dhbr.net/ud/backnumber/52bb90071e2ffa0dd7000002