世界的雑貨チェーン「メイソウ」の創業者は日本人!
池袋につづき高田馬場にフラッグシップ・ショップを構え、いまや飛ぶ長征七号をも落とす勢いのメイソウです。いやホントですって。オフィシャルブログにも、
日本国内では名創優品は新型の総合生活雑貨ストアとしてパイオニア的存在の一つであり、レストラン・ファストファッションストア・娯楽施設と共に、大規模デパート・ショッピングモールの中核的存在に成長
――って書いてありますし。あれ、日本に2店しかないんだよな。デパートの中核? まあいいか。メイソウの勢いの前には些細なことです。
そんなメイソウを創設したのが三宅順也氏。そう、日本人なんですね。このような、世界的有名チェーンを創設したのが日本人なんて、誇り高いですよね。
三宅順也 (Junya Miyake)
文化服装学院卒業。
『シンプル、ナチュラル、良質』な商品をお届けすることを目指し、「MINISO名創優品メイソウ」を創設。
そんな三宅氏はツイッターもやっています。フォロワーが(私含めて)たったの18人というのは、多分なにかの間違いなのでしょうね。三宅氏ほどの人物ですから。ツイート数も全部で4つと、かなり寡黙な方のようですね。ということで、順にみていきますと、
MINISO名創優品のすべての理念は、その創始者の三宅順也の影響でだんだん形成したのである。「名のデザイナー」出身の三宅順也は日本の百貨小売り領域で「自然な使者」の名誉を有して、従来自然に従え、製品の本質に戻るに力を尽くす
— 三宅順也 (@junya_miyake) 2014, 5月 24
三宅氏は日本語がやや不自由なようですが、世界を股にかけて活躍されている方ですから、日本語も忘れてしまうのかもしれません。出身は「名のデザイナー」らしいです。ここは深く考えず、「名門!」と叫んでおきましょう。
グロバール化経済の繁栄に伴って、欧米からのハイブランドに対し、消費者が盲目的に追求する一方、本質の悪い偽者が市場に溢れるぐらい満ちている。従って、消費者の消費方式が両極端に分化された。この局面を再考、批判するうちに、MINISOが生まれた
— 三宅順也 (@junya_miyake) 2014, 5月 24
三宅氏は偽物に対して厳しい視線を投げかけています。偽物を忌避し、本物のみを追い続けるその姿勢が、今の「メイソウ」の迷走、じゃない、繁栄につながっているのでしょう。
UTmeでわたしのTシャツをデザインしました。 http://t.co/F0eyul73O2
— 三宅順也 (@junya_miyake) 2014, 5月 24
いや、自分でショップを展開しているんですから、ユニクロでTシャツを作らなくてもいいと思うのですが、これが勝者の余裕というやつでしょうか。
— 三宅順也 (@junya_miyake) 2014, 6月 6
なんか急に、自信がなくなってきたのでしょうか。大丈夫でしょうか。三宅氏はこれをきっかけにツイートを辞めてしまっていますが、なんというか、強く生きてほしいものです。
ということで世界に新たなライフスタイルを提案し続けている「メイソウ」の、今後の展開から目が離せませんね。はい。いろいろな意味で。